事故車買取で失敗しないポイントとは?車を初めて売却する方にも分かりやすく解説!

事故被害者の場合は事故減価額証明書を取得すれば事故車買取額の減額を補填できる
かつては事故車は全て廃車にされていましたが、2020年代には海外への販路などもあることから日本国内で買取る企業が増えています。
その時、事故減価額証明書があるとある程度交通事故による評価額を証明してくれるため、保険会社に出すことで評価額を補填してくれる可能性が高いです。
事故減価額証明書はディーラーや修理工場で修理費の見積もりを依頼し、最寄りの自動車査定教会で予約をして必要書類を渡し、協会の担当者に査定を依頼します。
その後証明書が送付されてくるため、利用することで安く買いたたかれる分を割安にすることが可能となります。
自分で気軽に発行できるため、保険会社などに任せる必要はありません。
工夫をすることで保険会社から補填されるため、できる限り活用したほうがいいでしょう。
発行に必要な費用は軽乗用車で約5千5百円ですが、普通車の場合約7千円、3000㏄を超えた普通車は約1万円となっています。
発行するのに費用はかさみますが、事故車が買いたたかれて補填される金額は平均的に5万円から10万円となっているため、初期費用として払って損はありません。
事故車の買取は可能だが事故証明の取得方法を調べなくていい
事故車でも買取りをすることは可能となっていますが、事故車であることを明らかにしたうえで売却することが必要となります。
買取査定を行う企業の中には事故証明を必要としているのではないかという意見もありますが、修理歴などを伝えれば特に必要はありません。
取得方法などを調べる人も少なくありませんが、事故証明をつけて売却する必要はないため、安心してください。
査定をするときには無理をして修理をしようと検討している人もいますが、無理をして修理をしなくても買い取ってもらえる可能性はあります。
ただし、事故の状況に合わせて売るところを選ぶことが重要です。
基本的にボディに傷やへこみだけあり、修復していない場合には一般業者で問題ありません。
しかし、事故車でも修理歴がある場合には海外で売ることのできる業者へ依頼したほうがいいといわれています。
海外では事故に関してあまり気にしない傾向があり、日本車は高く買い取ってもらえるからです。
全損や半壊などの状態であったら部品取りにしかならないため、部品取りを専門に行う業者を見つけて依頼することが大切といえます。